遺産を相続したら確定申告が必要?
遺産相続によってお金を受け取ると、普段よりも収入が多くなりますよね。
確定申告をしなくても良いのか気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は遺産相続時の確定申告について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼遺産相続で必要なのは「相続税」の確定申告
確定申告というと、所得税の申告を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし、遺産相続の際には、所得税の申告は必要ありません。
遺産相続時に必要なのは「相続税」の確定申告です。
まずはこの点をしっかりおさえておきましょう。
■相続税の確定申告には期限がある
相続税の確定申告は、被相続人が亡くなってから10ヵ月以内に行う必要があります。
所得税の確定申告は毎年2月~3月に行われますが、相続税はそれとは関係ありませんのでご注意ください。
■相続税がかからない場合もある
相続税には、相続人の人数に応じて基礎控除があります。
相続税の基礎控除の計算式は以下のとおりです。
・3,000万円+600万円×相続人の数
つまり相続人が2人の場合、「4,200万円」までの相続額であれば相続税はかかりません。
■行政書士にも相談しよう
相続税の計算をするには、相続人の数を正確に把握しなければなりません。
しかしどこまでが相続人なのかを調べるのは、一般の方には難しい場合もあるでしょう。
相続人の調査についてお困りの方は、ぜひ行政書士にご依頼ください。
過去の戸籍謄本の取り寄せや、その他相続に関するご相談全般に応じております。
▼まとめ
相続をした時は、相続税の確定申告が必要です。
申告には「被相続人が亡くなってから10ヵ月以内」という期限がありますので、忘れずに手続きを行いましょう。
相続税がかかるかどうかを調べるには相続人の数を把握しなくてはなりませんが、この際にはぜひ行政書士の力をご活用ください。
ホシタリアルティ株式会社が運営する行政書士事務所でも、相続に関するご相談を随時お引き受けしています。