行政書士とは？
行政書士という資格や職業をご存知でしょうか？
名称は知っていても、正確に説明できる方は少ないと思います。
この記事では、行政書士とはどのような職業なのかを分かりやすくご説明していきます。
▼行政書士とは
行政書士とは、行政手続を専門とする法律家です。
行政書士法（昭和26年2月22日法律第4号）に基づく国家資格者であり、官公署に提出する許認可の申請書類の作成・提出手続き代理などを行います。
近年では、多様なコンサルティング業務までこなす行政書士も増えています。
■役割について
個人でも行政手続きを行うことは可能です。
しかし、書類の不備・記入漏れなどがあれば書き直しや再提出が必要になり、多くの時間や労力を消費してしまいます。
書類作成のプロである行政書士に手続きを依頼することで、費用はかかりますが、事務処理を迅速かつ正確に行うことができます。
行政書士は国民に寄り添った法律家として、国民と行政を結びつける役割を担っているのです。
■行政書士として働くための条件（資格）
行政書士として働くためには、行政書士の資格を持っている以外にも、行政書士名簿への登録を受けなければなりません。
【資格の取得】
行政書士資格の取得については、「行政書士試験」に合格するのが一番の近道です。
この試験には受験資格条件がないので、どなたでも受験可能です。
また以下に該当する場合は、自動的に行政書士の資格を取得しているものとみなされます。
・弁護士資格、弁理士資格、公認会計士資格、税理士資格のいずれかを有する者
・公務員として行政事務を一定年数経験した者
【行政書士名簿への登録】
行政書士の資格を取得しても、実際に行政書士として働くには、行政書士名簿への登録が必要です。
▼まとめ
行政書士とは、行政書士の有資格者であり、依頼者に代わって行政手続きなどを行う法律の専門家のことです。
行政書士として活躍するには、資格の取得はもちろんですが、行政書士名簿への登録を受ける必要があります。
ビジネスや法律に関することでお悩みであれば、当事務所へお気軽にご相談ください。